谷実行委員長を中心に準備を進めてきました
5月23日開催予定の
「(公社)日本建築家協会四国支部大会2020 in 鳴門」ですが、
コロナウィルス感染症の流行が拡大している状況を受け
参加者、関係者の健康と安全を最優先に考慮し「暫定延期」とすることを決定しました。
大会のタイトルは「建築のおくり方」と決めて進めてきました。
少し、このタイトルについて・・・・
会場は増田友也設計の鳴門市民会館を会場とし、高齢化(老朽化)した近代建築のあり方を再考したい。
タイトルを「建築のおくり方」としたのは、保存・再生だけが建築との別れ方ではないという考えからだ。
「おくる」という言葉には「送る」という別れの意味だけでなく、新たな時間を踏み出す時の「贈る」といった
応援の意味も含まれる。
解体か保存かという二者択一の議論でなく、建物をどのように次の世代に引き継いでいくかの
「おくり方」を考えたい。もちろん解体という道筋も含めて。
大会実行委員長 谷 紀明
鳴門市民会館は年末には解体されます。
解体前に開催出来ればいいのですが・・・・
徳島地域会一同、
積み重ねてきたものを次の機会に生かし、より良いものになればという想いです。
1日でも早いこの事態の終息を願っています。